幼女ライオット

パンゲオン・ライオットのホストである烏兎記に記述されているスクロール・ルールを読
み返すと、概ね以下のようである。

ア)全ての記事はあらゆる二次創作を認める
イ)全ての記事について、あなたはそれらを並行世界の出来事として扱ってもよい。
ウ)完結させるのがあなたの目的である

私の目的はウ)である。


ウ)のために、ア)とイ)が利用できるかどうか。前述の参考文献では、キャラクターや
設定は物語を終了させるためのものであると書かれている。ベクトルである。対してスク
ロールは当人の物語においてはベクトルであるが、利用する側においてはキャラクター設
定以上の意味を見出すのは難しく、それらはスカラーといえる。ベクトルにするためには
改変を行わなければならない。

作話はベクトルに見合うスカラーを産み出すものであり、スカラーに見合うベクトルを設
定するスクロールシステムはこれと正反対の態度をとっているといえよう。

つまり、全スクロールは自分で作るのが望ましい。